先日、夕方のニュースで紹介していた
「肉団子と冬瓜のスープ」が美味しそうだったので
今が旬のこの時期に、作ってみることに。
スーパーに冬瓜を買いに行くと
定番で置いてある、使い勝手のいいカット済み冬瓜の他に
産直の冬瓜が丸々一個、売っていました。
ナーイス・タイミング。
傷物とありましたが、中まで傷んでいないようですし
何よりお買い得なので、こちらを購入。
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写真の冬瓜で、約1.3kg
皮とワタ(種)を削ぎ落として、正味約800g。
スープ作りに使うのは、せいぜい400gほどなので
残りの半分は、ジャムに加工することにしました。
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▪︎材料▪︎
冬瓜
グラニュー糖 冬瓜の重さの30~40%程
レモン汁 冬瓜300g毎に、大さじ1
白ワイン 冬瓜300g毎に、100cc
今回余った冬瓜は、正味400g。
砂糖は35%ということで、140g
レモン汁は小さじ4
白ワインは120ccに調整しました。
まず初めに、鍋に冬瓜とグラニュー糖を入れて
そのまま30分ほど放置します。
30分後、冬瓜から水分が出てきました。
ここに、白ワインとレモン汁を加えて
そのまま、火にかけて煮詰めていきます。
白濁の冬瓜果肉が
リンゴのように、透き通ってきます。
煮詰め加減はお好みですが
今回は、あぶくがなくなるまで
しっかり、カラカラに煮詰めました。
仕上がった冬瓜ジャムは、スッキリとした甘さで
リンゴジャムに近いお味。
なんなら、りんごで作るより経済的!
冬瓜には、瓜特有の青臭さも皆無。
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そもそも、冬瓜でジャムを作ろうと思いついたのは
かれこれ、10年ほど前。
祖父が、家庭菜園で採れた
赤子ほどもある冬瓜(3kg近くあった)を持ってきた事がきっかけ。
煮物にするにも限度があるので
ヤケになってジャムにしたところ、これが大正解。
もらった直後は、嫌煙していた巨大冬瓜ですが
毎朝のパンのお供にしていたら、秒で無くなりました。
そんな祖父も、今は畑仕事を辞めてしまい
採れたての野菜を届けに来ることも無くなりました。
当時は、少し迷惑に思っていた自家製野菜のおすそ分けも
無くなってしまうと、寂しいものですね。