おうち料理 備忘録 - 冬瓜のジャム -




先日、夕方のニュースで紹介していた

「肉団子と冬瓜のスープ」が美味しそうだったので

今が旬のこの時期に、作ってみることに。






f:id:mademoiselleyako:20200820123638j:plain

スーパーに冬瓜を買いに行くと

定番で置いてある、使い勝手のいいカット済み冬瓜の他に

産直の冬瓜が丸々一個、売っていました。

 

ナーイス・タイミング。

 

傷物とありましたが、中まで傷んでいないようですし

何よりお買い得なので、こちらを購入。

 

 

 

***

 

 

 

写真の冬瓜で、約1.3kg

皮とワタ(種)を削ぎ落として、正味約800g

 

スープ作りに使うのは、せいぜい400gほどなので

残りの半分は、ジャムに加工することにしました。

 

 

 

***

 

 

 

 

▪︎材料▪︎

冬瓜

ラニュー糖 冬瓜の重さの3040%

レモン汁 冬瓜300g毎に、大さじ1

白ワイン 冬瓜300g毎に、100cc






f:id:mademoiselleyako:20200820123651j:plain

今回余った冬瓜は、正味400g

 

砂糖は35%ということで、140g

レモン汁は小さじ4

白ワインは120ccに調整しました。

 

 

 

まず初めに、鍋に冬瓜とグラニュー糖を入れて

そのまま30分ほど放置します。






f:id:mademoiselleyako:20200820123706j:plain

30分後、冬瓜から水分が出てきました。

 

ここに、白ワインとレモン汁を加えて

そのまま、火にかけて煮詰めていきます。






f:id:mademoiselleyako:20200820123721j:plain

白濁の冬瓜果肉が

リンゴのように、透き通ってきます。

 

煮詰め加減はお好みですが

今回は、あぶくがなくなるまで

しっかり、カラカラに煮詰めました。






f:id:mademoiselleyako:20200820123737j:plain

仕上がった冬瓜ジャムは、スッキリとした甘さで

リンゴジャムに近いお味。

 

なんなら、りんごで作るより経済的!

 

冬瓜には、瓜特有の青臭さも皆無。

 

 

 

***

 

 

 

そもそも、冬瓜でジャムを作ろうと思いついたのは

かれこれ、10年ほど前。

 

祖父が、家庭菜園で採れた

赤子ほどもある冬瓜(3kg近くあった)を持ってきた事がきっかけ。

 

煮物にするにも限度があるので

ヤケになってジャムにしたところ、これが大正解。

 

もらった直後は、嫌煙していた巨大冬瓜ですが

毎朝のパンのお供にしていたら、秒で無くなりました。

 

 

 

そんな祖父も、今は畑仕事を辞めてしまい

採れたての野菜を届けに来ることも無くなりました。

 

当時は、少し迷惑に思っていた自家製野菜のおすそ分けも

無くなってしまうと、寂しいものですね。