熊本発祥の、この麺料理
白湯スープの中に、たっぷりの野菜や魚介類
煮卵が浮かんだ様は、長崎のちゃんぽんに似ていますが
大きな特徴は、麺に春雨を使用しているところ。
まぁ要は、大容量のスープ春雨って感じですかね。
太くてもちもち、スープを吸うとどんどん膨らむちゃんぽんの麺は
食べても食べても減らない、という幼少の記憶がトラウマになって
未だ、苦手意識があるのだけれど
太平燕は、その心配が無いので
温かいものが欲しい日には、好んで食べに行きます。
子供の頃から、「味千ラーメン」に連れて行かれる度に
大人たちに普通のラーメンを注文される中
メニュー表の「太・平・燕」の漢字三文字に、
並並ならぬ興味を覚えたものですが。。。
この太平燕、当の熊本県民には、あまりポピュラーではない模様。
親戚に、何が食べたいか訊かれた際に
逆に、それはどこの料理か訊かれる始末。
ご当地ものを騒ぐのって
案外、外の人間だったりするのかもしれませんね。