NHK BSプレミアムで不定期に放送されている
木南晴夏さんの「パン旅。」が楽しそうで
日頃の運動不足解消のウォーキング兼ねて
美味しそうなパンがある街を、散策してみることにしました。
無類のパン好きなので、行く先々で好みのパンを買っていたら
おそらく、荷物となったパンによってウォーキングどころじなくなりそうなので
来店予定のパン屋の数にもよりますが、購入は1店舗につき1〜2個にセーブするという
己に対して、厳しいルールを設けました。
さぁ、MademoiselleYakoの「ぱんたび 」のスタートです。
1軒目は、「代々木八幡駅」から歩いて2分ほど。
NHKの「パン旅」でも紹介されていた『365日』。
ショーケースに並べられた小ぶりなパンは
まるで宝石のよう。
見目麗しいパンのコレクションに
1軒目にして、早くも自己に課したルールが揺らぎます。
そんな中でチョイスしたのは
一際、ジュエリー感を醸し出していた「レモンミルクフランス」。
完全に、ビジュアル買いです。
ビジュアル買いと言いつつ
これが、めちゃ旨でした。
爽やかなレモン風味のクリームとホワイトチョコの組み合わせが
鉄板なのは間違い無いのだけど
ベースとなるフランス生地が、想定外の食感でした。
「こういうのも、フランスパンて言うの?」ってくらい
ふーわふわのモッチモチなんです。
上手に、この絶妙な食感を表現できないのが歯痒いですが
いい意味で、モチモチを謳うコンビニの袋パンみたい。
あと、3個は食べたかったなぁ。
井の頭通りを代々木上原方面へ。
2軒目の『ルヴァン』に到着。
外観、内装、商品の陳列やレジ周りの雰囲気etc…etc…
ジブリ感漂う、ヨーロッパの片田舎のようなパン屋さん。
売っているパンも、小麦の種類や配合を変えた
様々な種類のカンパーニュを、量り売りしています。
今回選んだのは、これらのカンパーニュではなく
商品ポップに描かれた、ぎっしり詰まった餡子に一目惚れして
「小豆ともちきびのパイ」を購入。
食い気に負けて、写真を撮り忘れるという失態を犯しましたが
商品ポップのイラスト通り、パイのフィリングは幸せな重量感。
ずっしり重量のある餡子だけど、甘さ控えめなので
罪悪感なく平らげられます。
餡子の下に敷かれた餅きびも、食感の変化で存在感を発揮。
甘さ控えめな餡子の効果か、噛み締めるほどにもちきびの方に甘みを感じます。
彼岸のぼた餅のような、ほっと安心感のあるパイでした。
次回は、各種カンパーニュを少しずつ買って
食べ比べするぞ!
代々木上原駅の鉄橋をくぐって
3軒目は『Boulangerie et cafe Main Mano(マンマーノ)』。
商店街を外れて、住宅街に差し掛かる立地のこのお店は
パリの街角のブーランジェリーの雰囲気。
店内ショーケースには、デニッシュやキッシュなど
菓子パンや惣菜系のラインナップ。
セルフコーナーには、ハード系のパンが並びます。
今回のたびで、まだハード系のパンを買っていなかったので
期待通り、ハーフカットくらいのドライイチジクがごろっごろ。
思わず「これこれ~」と、歓喜の声が漏れました。
地理的に、本当は『マンマーノ』の前に訪れたかったドーナツ店『haritts』は
オープンが12時からだったので、大山公園でのパン食タイムを挟み
東京ジャーミイを見学してから、再度の来店。
見失いそうなくらい、細い路地にあるお店なのに
到着時には、すでに行列ができていました。
古民家を改装した店内は、一組ずつ入店して
カウンターで、商品を選ぶシステム。
後にも長蛇の列ができているので
迷っている余地はありません。。。
季節柄なのか、和風フレーバーが多い印象。
ここでは「さくらあんこ」のあんドーナツを購入。
ピンクに染まった、白餡ベースの桜餡が注入されていると想像していましたが
小豆餡に、桜の塩漬けが混ぜ込んであるタイプの餡ドーナツでした。
モッチモチの生地と相まって、桜餅を食べているかのよう。
『haritts』は、小伝馬町の方にも店舗があるようなので
近いうちに、こちらの店舗も訪れたいです。
ぱんたび初回となった、代々木編でしたが
肝心のパンの写真を撮り忘れているなど
ブログにするにはお粗末な内容となってしまいました。とほほ。
また、テイクアウトのパンを食べるスポットが公園の場合
設置してあるテーブルやベンチは、砂埃で凄まじいほど汚れているので
座面に敷くためのハンカチやレジャーシートも、今後は必須ですね。
(古新聞とかでも、良いかも。)
行動に関する反省は多かったものの
パンはとにかく美味かった!
これらのことを教訓に、次回はもっと上手に
ぱんたびの記録を付けるぞ!