甘酒あんこをたっぷり仕込んだので
「ふくれまんじゅう」を作る、休日の午後。
長崎の潜伏キリシタンの慣習として
8月15日(日本ではお盆ですが、聖母被昇天祭に当たるらしいです)には
「ふくれまんじゅう」を作り、食べるのだそうです。
ふくれまんじゅうは、いわゆるソーダ饅頭のようなものなのですが
キリスト教における「パン」の役割を果たしている、重要な菓子のようです。
参考記事は、こちら。
『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』に属する地域にある、父方の田舎ですが
我が家はクリスチャンではなく、代々生粋の仏教徒とのこと。
しかしながら、8月のお盆時期に
我が家でも、かから葉を敷いたこのお饅頭を大量に準備することにつけては
自称ロマンチストの私が抱く
「先祖にキリシタンがいたのではないか」という妄想を
まんじゅうの如く膨らますのでした。
まんじゅう作りに使ったのが
こちらのホットケーキミックス。
熊本の祖父母からの仕送りに
常々入っている、我が家の味。
香料不使用のミックス粉は、淡白な甘さ故
製菓、料理にと、応用力も抜群。
幼少より慣れ親しんだ味に
大手メーカーもののミックス粉が敵うはずもなく
常備が無くなると、今なお祖母に頼んで送ってもらいます。
メーカーサイトからも、買えるようです。お試しあれ。