少し前から、SNSで見かけて気になっていた「ハチャプリ」なるもの
微発酵のパン生地に、チーズ(“ハチョ”はジョージア語で”チーズ”)や豆
野菜や肉などの具材を包んで焼いたもの、とのこと。
家にあったロシア料理の本には
「信州のおやきのようなもの」とあります。なるほど。
SNSの情報元曰く、スーパーなどで入手できる、ナンやピザのミックス粉でも
それに近いものが作れるようなので
「これは、試してみなければ!」と
実物を見たことも、食べたこともない、この伝統料理に
果敢に挑んでみたわけです。
そこで使用したのが、「KALDI」のナンミックスなのですが
これがヒットでした!
インド料理店で食べられる、もちもち・濃厚なナンには到底及びませんが
ミックスと水、少量のオイルを混ぜて、寝かせて、焼くだけで
モチっとして、ほんのり甘みのある美味しいナンが
家庭でも手軽に焼けてしまうのだから、これは文句なしです。
ちなみに、スーパーで購入した
大手スパイスメーカーのナンミックスでも試してみたのですが
こちらは、ふかふか食感の焼き上がりに。
このふかふか食感に焼き上げるのにも、ちょっとコツがいるみたいで
コネが甘かったり、冷蔵庫で一日寝かせずに成形してしまうと、伸びの悪い生地に。
具材も包み難く、「ハチャプリ」作りには向かないかな?といった感想です。
舟形に成形したナン生地に
「自家製ミートソース」と卵をのせて
「アジャール風のハチャプリ」に。
百聞は一見に如かず。
作ってみたら、やっぱり好みの料理でした。
とはいえ、家庭用にアレンジして作った我流感は否めないので
今度、都内でジョージア料理のお店を見つけて
正真正銘の「ハチャプリ」を味わっていたいと思うのでした。