午前中の予定を済ませて
午後がまるまる空いた日曜の昼下がり。
散歩がてら向かったのは
かつては市内で、一番賑わっていたであろうアーケード街。
縦横、広範囲に広がる「本渡中央銀天街」ですが
残念ながら今は、数える程の店が営業するだけ。
そんなシャッター通りで、営業を続けているのが
鯛焼き屋さん「まるきん」。
実はこちら、2年ほど前に一度
閉店してしまったそうなのですが、、、
味も内装もリニュールして、見事復活を果たしたそうです。
(ここでなぜ、「小山薫堂」氏?と思われるかもしれませんが
店主の幼馴染なのだそうです。)
外装はそのままに、店内は明るくアットホーム且つ
昭和レトロが混在したカオス空間。
ワンコインのたこ焼きセット。
中はトロトロ、ソースは甘め。
ここのたこ焼き、とても好きです。
以前は大皿に、15個くらいのたこ焼きが
まぁるく盛り付けられていたのが印象的でした。
子供の頃、夏休みの昼に家族で訪れた際
大皿のたこ焼きを肴に
かき氷を食べた思い出が蘇ります。
(かき氷の宇治金時の美味しさに目覚めたのも、この時だった哉)
たこ焼きを食べている間も、店内に響き渡る
「カコン、カコン」という機械音。
正体はこちらのたい焼き機。
オートマチックのたい焼き機とは
なんとも珍しいですよね。
リニューアル以前から使われていた、機械仕掛けのたい焼き機は
福岡の方の工場で製造されいたものなのだそう。
ところがこの装置も、今は廃盤
動かなくなってしまった暁には、、、
店主曰く
「あと1台、替えの機械があるから、自分が生きている間は大丈夫。」とのこと。
心強いお言葉。
***
往年の、まん丸い鯛焼きに加え
小山薫堂さん監修ということで
新たに「くまモン」の焼き型も誕生!
あんこ入りの鯛焼きにするか
将又新作の、茶葉入りクリームのくまモン焼きにするか
注文口でまごまごしていると
店主からの鶴の一声が、、、と言いたいところですが
ごめんなさい、大将。『エス・コヤマ』がわからない。
勉強して出直してきます。
「エス・コヤマ」は決め手になりませんでしたが
単純に、くまモンファンという理由で
今回は「くまモン焼き」を選択。
パーフェクトなくまモン♡
中身のクリームは、白くてトロトロ
見た目以上に、お茶の風味がしっかりと感じられます。
「エス・コヤマ」を知らずとも
美味しさには納得です。
ホリデーシーズン突入ということで
店内には、大きなクリスマスツリー。
小さい子供連れのお客さんも多いので
これは喜ばれる演出ですね。
誰より喜んでいるのは
クリスマスとサンタクロースをこよなく愛す
私かもしれません。
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