おいしいもの レコード -蘇った鯛焼き-

午前中の予定を済ませて

午後がまるまる空いた日曜の昼下がり。

 

散歩がてら向かったのは

かつては市内で、一番賑わっていたであろうアーケード街。

 

縦横、広範囲に広がる「本渡中央銀天街」ですが

残念ながら今は、数える程の店が営業するだけ。






f:id:mademoiselleyako:20191218080354j:plain

そんなシャッター通りで、営業を続けているのが

鯛焼き屋さん「まるきん」。

 

実はこちら、2年ほど前に一度

閉店してしまったそうなのですが、、、

 

放送作家の「小山薫堂」さんプロデュースの元

味も内装もリニュールして、見事復活を果たしたそうです。

(ここでなぜ、「小山薫堂」氏?と思われるかもしれませんが

店主の幼馴染なのだそうです。)






f:id:mademoiselleyako:20191218080420j:plain

外装はそのままに、店内は明るくアットホーム且つ

昭和レトロが混在したカオス空間。






f:id:mademoiselleyako:20191218080439j:plain

ワンコインのたこ焼きセット。

 

中はトロトロ、ソースは甘め。

ここのたこ焼き、とても好きです。

 

 

 

以前は大皿に、15個くらいのたこ焼きが

まぁるく盛り付けられていたのが印象的でした。

 

子供の頃、夏休みの昼に家族で訪れた際

大皿のたこ焼きを肴に

かき氷を食べた思い出が蘇ります。

(かき氷の宇治金時の美味しさに目覚めたのも、この時だった哉)






f:id:mademoiselleyako:20191218080455j:plain

 たこ焼きを食べている間も、店内に響き渡る

「カコン、カコン」という機械音。

 

正体はこちらのたい焼き機。

 

オートマチックのたい焼き機とは

なんとも珍しいですよね。

 

 

 

リニューアル以前から使われていた、機械仕掛けのたい焼き機は

福岡の方の工場で製造されいたものなのだそう。

 

ところがこの装置も、今は廃盤

動かなくなってしまった暁には、、、

店主曰く

「あと1台、替えの機械があるから、自分が生きている間は大丈夫。」とのこと。

 

心強いお言葉。

 

 

 

***

 

 

 

往年の、まん丸い鯛焼きに加え

小山薫堂さん監修ということで

新たに「くまモン」の焼き型も誕生!

 

 

あんこ入りの鯛焼きにするか

将又新作の、茶葉入りクリームのくまモン焼きにするか

注文口でまごまごしていると

くまモン焼きのクリームは、『エス・コヤマ』監修ですよ」と

店主からの鶴の一声が、、、と言いたいところですが

ごめんなさい、大将。『エス・コヤマ』がわからない。

勉強して出直してきます。

 

 

 

エス・コヤマ」は決め手になりませんでしたが

単純に、くまモンファンという理由で

今回は「くまモン焼き」を選択。






f:id:mademoiselleyako:20191218080519j:plain


f:id:mademoiselleyako:20191218080533j:plain

パーフェクトなくまモン

 

中身のクリームは、白くてトロトロ

見た目以上に、お茶の風味がしっかりと感じられます。

 

エス・コヤマ」を知らずとも

美味しさには納得です。






f:id:mademoiselleyako:20191218080549j:plain

ホリデーシーズン突入ということで

店内には、大きなクリスマスツリー。

 

小さい子供連れのお客さんも多いので

これは喜ばれる演出ですね。

 

誰より喜んでいるのは

クリスマスとサンタクロースをこよなく愛す

私かもしれません。





「まるきん」の最新情報は、FBでチェックできます。

www.facebook.com